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福岡にはJ1に残ることにこだわってほしい
――引退する年にJ1昇格を達成しました。良い締めくくりだったのでは?
「うれしい部分はあります。でも、むなしい部分もあります。それが正直な気持ちですね。自分は何もしていないので。周りはいろいろ言ってくれるのでとてもありがたいですけど自分で考えてみると何もしていないというのが正直な気持ちですね」
――サッカー人生で一番うれしかった出来事は?
「うれしいという意味ではタイトル(99年に名古屋で天皇杯優勝、10年に磐田でナビスコカップ優勝)を獲れたこと。今回、福岡が昇格を決めたことはタイトルには入らないと思いますけど節目、節目で何かを得たことはうれしいですよね。あとは小さいことですけど点を取ったときというのはDFでもうれしいですね。頭がまっ白になってうれしいんですよ。昔、FWをやっていたからかもしれないですけど点を取るというのはうれしいですね」
――福岡は地元クラブでもありますが、今後に期待することは?
「どんな形であってもJ1に残るというのはすごく大変なことで、価値のあることです。見ている人からすれば川崎Fのような攻撃サッカーは楽しいと思うんですけど、まずは…