Photo: © Office La Strada
■浦和レッズ
体力面のアドバンテージを生かせるか
準々決勝・神戸戦(3○0)から中2日で迎える準決勝。当然、疲労が心配されるが、準々決勝で前半に3点のリードを奪ったことで「試合をコントロールしながら進めた」(ペトロヴィッチ監督)。後半はある程度、次の戦いも視野に入れて無理をせずに戦い、交代カードも早い時間帯で3枚切り、武藤、那須、宇賀神を休ませることができた。…
■柏レイソル
頂点への渇望。柏から世界へ行くために
4強の中で優勝への渇望が一番強いチームは、間違いなく柏だ。リーグ戦の結果ですでに来季、アジアで戦うことが決まっているほかの3クラブと違い柏は来季、アジアで戦う資格を手にしていない。準々決勝・仙台戦(3△3・5PK3)のスタンドで繰り返し歌われた“柏から世界へ”のチャントは、天皇杯の先にあるクラブの針路を表現したものだ。