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変則的なシステムの相手に対しても、圧倒して勝ちたい
16シーズンは勝負の年
――昨季はリーグ最終節でシーズンが終了したあとも、約2週間にわたって練習を続けました。そこでのテーマは何だったのでしょうか?
「個人戦術のレベルアップを狙ってやっていました。最初の1週間はフィジカル的な要素が多いトレーニングでしたが、次の1週間はゲーム形式でやっていくことを決めていました。いつもとは違うポジションでの紅白戦もやったのですが、すごく良かったですね。ボールを回すテンポも良いですし、判断も早くて、慣れていないポジションをやっているせいか緊張感もありました。選手たちは楽しみながらやっていましたが、局面での判断の部分などはすごく良かったですね」
――昨季はトニーニョ・セレーゾ監督に代わってシーズン途中から指揮を執り、ナビスコカップでタイトルを獲りました。短い期間でしたが、チームのベースはある程度作ることができましたか?
「ナビスコカップの決勝(G大阪戦・3○0)がとても良い内容だったので、16シーズンはそこからさらに、というところは求めていきたいですし、選手自身もそこを意識してトレーニングしてくれると思います」
――G大阪とのナビスコカップ決勝がベースになると、選手の感覚は何が変わってくるのでしょうか?
「自信ももちろん出てくるでしょうし、…