昨季に21得点を挙げてチームをかつてない高みに引き上げたドウグラスが去ったダメージは大きい。しかし、ピーター・ウタカ、宮吉拓実が加入した16年の前線も競争力は高く、「本当にいろいろな組み合わせが可能」(佐藤寿人)な構成となった。
J1通算最多得点の更新に期待が懸かる佐藤。今季から10番を背負う浅野拓磨。そして、柴﨑晃誠、野津田岳人ら既存戦力が中心となる中で、「チーム力がアップすると自信を持って言える」と森保一監督が太鼓判を押すウタカ、「高いポテンシャルでさらなるオフェンスの強化、飛躍」(足立修強化部長)を期待される宮吉が、どんな個性を発揮するか。「いろいろな化学反応が起きることを楽しみにしている」と指揮官は見据えている。
もっとも