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F.C.那覇相手に奪った14得点そのものには、さしたる価値はない。ただ、ゴールラッシュに透けて見えたのは、今季のFW陣の強烈な競争意識である。
1本目でハットトリックを達成したパトリックは、県リーグレベルの相手に対して、まったく気を抜くことなく、前線からの守備でもフル稼働。味方を指差し、チェイスで連動するように求めるなど公式戦さながらの気迫を見せ付けた。
昨季のチャンピオンシップ決勝で長沢駿に先発を奪われた危機感で、天皇杯決勝では終始ハードワークし続けたパトリック。アデミウソンが…