Photo: Atsushi Tokumaru
――湘南では主将でしたが、曺貴裁監督はどこを見ていたのでしょうか。
「主将を任されたときは自分でもびっくりしました。その前の年(12シーズン)に(J1に)昇格して、坂本紘司さん(現・湘南スタッフ)が主将をしていたんですけど、あまり試合に出ていなくて、(遠藤)航も(年代別)代表で抜けていました。それで自分が最後の3試合で任せてもらったんです。『最近、責任感出てきたね』ということで。昇格して次の年からJ1になったんですけど、そのオフに入る前の練習のときに(正式に主将を任せると)言われて、最初はびっくりしましたけど、どちらかと言うと、やりがいやうれしさのほうが強かったですね」
――いまでは主将でないことのほうが想像できませんが、それ以前はなぜ主将ではなかったのですか。
「なんでですかね(苦笑)? そういうキャラでもなかったし、やったことがなかったですね。ユース(川崎F.U-18)でも大学(中央大)でも主将らしい人がいたので。湘南で主将を任されたときも、…