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■サンフレッチェ広島
チャレンジ&カバーを徹底して勝利をつかむ
公式戦5連戦は1勝1分3敗。広島は結果を出すことができなかった。だが、「内容的にこれまでやってきたことが崩れてしまったかと言うと、そうではない」と森保監督が振り返るように、広島のサッカーは体現できている。「選手の戦う姿勢はポジティブ」(森保監督)。メンタリティーにも問題は見られない。開幕5連戦の結果を、柏は「チームとしての現時点での実力」と真摯に受け止め、こう続けた。
「昨季優勝したと言っても、…
■湘南ベルマーレ
「全部先手を取るぐらいの気持ちでやる」(高山)
ノーガードの殴り合いは会場に集った多くの観客を興奮の渦に巻き込んだが、選手たちから口をついて出てくるのは「悔しい」という言葉だけだった。
前節の川崎F戦(4△4)は4得点を奪った攻撃面に収穫があった一方で、守備面では課題が残され、勝利を取り逃した後悔の念は強い。注視すべきは相手を3度突き放したにもかかわらず、3度追い付かれて勝ち点1にとどまったこと。「得点を取ったあとの…