5連勝中のチームはわずか1失点。その要因は「ラインを高く保って、下がらないようになってきたこと」(長谷川監督)だった。
相手のクサビを西野らCBが厳しくつぶしにかかり、チーム全体が高い位置で積極的にボール奪取。良い守備がパトリックと宇佐美の2トップをシンプルに生かす攻撃につながっていた。ただ、名古屋戦では圧倒的な速さを持つ永井を警戒したこともあり、いつもの強気なライン設定は見られなかった。
「いまはガンバの調子がいいので分析されて、相手に対応されていた」とケネディとのマッチアップに四苦八苦した西野。名古屋のシンプルなロングボールに手を焼いていたが、その遠因が2トップの守備力にあった。
「もう少し前線の…