ウルグアイとベネズエラを相手に1分1敗。ハビエル・アギーレ監督は「2試合で4失点は多過ぎる」とミスを相手に突かれた守備の部分について言及した。ただ、「こうした親善試合でミスが起こることを喜んでいる。アジアカップでこういうことが起こらないことを期待している」とも語っており、アジアカップまでの残り4試合でも選手たちの状況判断を尊重しながらテストを繰り返し、完成度を高めていくだろう。
2試合で採用した[4-3-3]と[4-4-2]に関しては、アギーレ監督の中では[4-3-3]がバランス重視、[4-4-2]はよりアグレッシブなシステムとなる。その戦術的な基準が[4-3-3]のアンカーであり、CBが本職の森重真人にこのポジションを任せたことも、指揮官の狙いをダイレクトに表している。中盤にプレッシャーを掛けてくるチームが多い中で…