高い位置での守備を支え、機を見たオーバーラップも
「ゲームを組み立てて、パスをつないで、周りのコンビネーションを見ながら配球していくのは(SBの)大事な仕事だと思っている」。そう語る内田は、ホンジュラス戦で右ウイングの本田を高い位置に押し出し、攻撃に集中させる仕事を担った。彼の背後で正確に組み立て、かつカバーする内田らしいプレーでチームにリズムをもたらす。前線の選手がボールを奪われた局面でも、対面のMFキオトをチェックして相手カウンター時のパスコースを限定。ハビエル・アギーレ監督が掲げる“高い位置での守備”を支えながら、ゴール前の危険な場面では中央に絞り、体を張ってボールをはね返した。「試合は、相手あってのこと」と主張する内田は、その言葉どおり臨機応変なプレーを披露した。
不安視された…