リーグ最終節から中2日。千葉は先発6人を入れ替えフレッシュさで勝負に出たが、それを凌駕したのは、出場停止の當間をイ・ジュヨンに置き換えただけの山形。好調なメンバーをそのままぶつけ、組織の成熟度と勝負に懸ける迫力で上回った。山形がリードし千葉が2度追い付く激しい点の取り合いとなった大阪決戦は、71分に山田が挙げた3点目で決着となった。
山形の前半の2得点は、CKやクロスなど横からのボールに対する千葉のマークの甘さを突いたモノ。立ち上がりから山形のキム・ボムヨンの積極的な仕掛けも奏功した。対する千葉も相手のミスを逃さず得点に結び付けていった。2-2と追い付かれたあとの山形は、…