酒井高徳に成長を感じる
流れの中で2点目が入らず、本田圭佑のPKでの1点で終わった。だが、こういう試合もある。温度、湿度ともに高く、どちらも体力的に厳しくなっていった。実際にイラクは終盤、日本のパス回しを追えなくなったよね。良い試合運びもできていた。
本田、乾貴士、岡崎慎司、そして香川真司。彼らの調子がもう少し良ければ、2点目、3点目を決められただろう。ただ、守備から試合に入り、攻守に走っていたことを忘れてはいけない。ファーストDFになることを、攻撃陣は忠実に前半の頭から続けていた。もちろん、それはやらなくてはいけないことなのだが、真夏の暑い気候の中でしっかりと守備をすれば、消耗することも確か。どうしても落とせない試合だったのだから、手堅いスコアで終わっても仕方ないと思う。
中でも、乾は自分の良いところをしっかりプレーで出していた……