11年はクラブW杯、12〜13年はACLと3年連続で世界の舞台で戦ってきた柏。そして、今年唯一、その舞台を経験できるのがスルガ銀行チャンピオンシップである。南米のチームと対戦するのはクラブW杯でネイマール擁するサントスに1-3で敗れて以来。舞台を日立台に限定すれば、95年にフラメンゴとプレシーズンマッチを戦って以来だという。
そうしたことが示すように、初出場の今大会は貴重な経験を積める場であるのだが、大谷は「南米のチームと親善試合ではなく真剣勝負ができるというのは、チームとっても個人にとっても、ものすごく大きな経験になる。ただ、経験を積むのは、もちろん素晴らしいことだが、自分たちは結果にこだわってやりたい」と言う。
J1、天皇杯、ナビスコカップ、富士ゼロックス・スーパーカップを制覇している柏は、今大会を制することができれば、国内5大タイトルをすべて手にしたチームになれる…