ブラジルW杯ではグループステージ3戦全敗で敗退した豪州だが、その後もポステコグルー監督は続投。FWケイヒルやMFブレシアーノといった経験豊富な主力を残しつつ、国内リーグや欧州で活躍する若手を組み込む作業を進めてきた。9月5日のベルギー戦で0-2と完敗したが、サウジアラビアに勝利し(3○2)、UAEにはスコアレスドロー。10月14日の試合では、アウェイながら0-1でカタールに敗れた。ボール保持率ではカタールを上回ったが、アタッキングサードで攻め切れないまま後半にバイタルエリアを崩される形で失点し、6枚の選手交代も実らなかった。
「若い選手たちが入ってきて、現在は移行期にあたる」とブレシアーノは語るが、自国開催のアジア杯まで今回の試合を残すのみ。指揮官への風当たりも強くなってきている中で、…