ミラーゲームではなく、自分たちの良さを出すために
「この2試合は楽しませてもらいました」。J1通算100勝目を挙げたG大阪の長谷川監督は、したり顔で広島を後にした。
10日の天皇杯4回戦と今節に続けて広島と対戦する特異な状況、そして連戦で練習時間が制限されている中でも、長谷川監督は独自の“広島対策”を用意してきた。「(自分たちの)2トップを生かすため」、「(相手の)アンカーをどう見るか」というポイントを抑え、中盤をトリプルボランチ+トップ下で形成することが「一番引かされずに自分たちのプレーがやれるんじゃないか」と思案。広島や浦和への対策はミラーゲームが主流になっている中で、…