当たった交代策。攻守に活躍した今野
ハビエル・アギーレ監督が試合前に「今回も勝ちにいくメンバーで臨む」と語ったように、豪州戦でも実力者が並ぶ顔ぶれとなった。14日のホンジュラス戦から、先発メンバーは一人が変更。右ひざの状態を考慮して外れた内田篤人に代わり、右SBには酒井高徳が左からスライド。空いた左SBには代表先発3試合目となる太田宏介が入った。
11日に来日してコンディションも良い豪州は序盤から攻勢に出た。これに対して、日本は流動的な豪州の攻撃にズルズルと下がる場面が目立つ。ホンジュラス戦でハマった前線からのプレッシャーが掛からなかった。すると36分、アギーレ監督が動く。相手の形とかみ合わせるように、遠藤保仁を1列下げる[4-2-3-1]に変更。少し中盤で持ち直すと、香川真司と本田圭佑のホットラインが開通して39分、40分と日本もゴールに近付く場面が出てきた。
さらなる守備面の修正が必要と考えたのだろう。指揮官は…