2連勝も反省を口にする選手たち
少ない好機を確実に生かした磐田が、しぶとく勝ち切った。この結果、J2では初めて、J1時代を含めると04年以来11年ぶりの首位に立った。
練習を重ねていたセットプレーからの得点。さらに新加入選手が2試合連続で結果を残すなど明るい材料はある。ただし、修正すべき点は少なくない。「すべてうまくいったとは思わない」と試合を振り返ったのは主将の上田。結果的に2-0というスコアになったが、どちらに転ぶか分からない展開だった。序盤、どこか不安定だったのは磐田。自陣での不用意なパスミスが前半だけで3度あり、リズムを作れなかった。その意味でも先制点が大きかった。21分、駒野のCKをニアサイドのジェイが頭で流し、最後はファーサイドでフリーとなった藤田が右足で決めた。この試合最初のチャンスを得点に結び付け、その直後の28分にはアダイウトンの個人技から追加点を奪った。
2点リードで…