押谷のPKで追い付き、岡山が首位に浮上
前線からのプレスでC大阪の攻撃を制御した岡山が序盤から攻勢に出た。フォルラン、玉田、カカウが並ぶ豪華3トップにボールを入れさせないまま、高い位置でボールを奪ってゴールへ向かって行く。深い位置にボールを運ばれてもスキのないブロックを敷き、ボールを奪うと押谷のスピードを生かして攻め込んだ。C大阪の布陣は機能的ではなく、「もっと圧力を感じるかなと思っていたが、そんなに感じなかった」(田所)。岡山は強気にゲームを運んでいき、「前半はほとんど自分たちのペースでできた」(押谷)。しかし、GKキム・ジンヒョンを慌てさせたシーンは少なく、攻勢だった前半にスコアを動かせなかった。
その“ツケ”が後半の頭の失点につながってしまう。48分、一度はクリアしたボールを山口に奪われ2次攻撃を受けると、…