松本、待ちに待ったJ1でのホーム初勝利
試合後、反町監督は「フィジカルというのがこの試合のポイントになった」と振り返り、渡邉監督は「詰め、際の部分で体を張ることを突き詰めたい」と弁を述べた。両指揮官の言葉どおり、火花散るバトルが随所で見られた試合となった。そして、試合を制したのはホームの松本だった。
ウイルソンではなく金園が起用された以外は両チームとも戦前の予想どおりの先発メンバー。試合展開も予想どおり、お互いに守備からリズムを作り、攻撃へと結び付ける。0-0のまま迎えた後半。風上に立ったことで勢いを得た松本は開始直後からギアをトップに上げ、仙台を自陣へと押し込む。しばらく我慢比べが続く中、試合が動いたのは60分だった。左サイドの岩沼から上がったクロスを岩間がフリック、…