前半、印象深かったのは徳島のDF藤原の守備とMF濱田の推進力だった。
序盤から藤原はアダイウトンに対して球際で激しくアプローチし、磐田のストロングを消した。そして攻撃では濱田を中心に全体に良い距離感を保ち、試合を優位に進める。すると41分には待望の先制点が生まれる。ボール奪取が持ち味のエステバンが中盤でボールを刈り取り、自らゴール前まで運び、移籍後初ゴールを決める。さらに、後半に入っても徳島の勢いは止まらない。52分にはGKのフィードから佐々木陽がペナルティーエリア内にスルーパスを供給。走り込んだ佐藤が…