攻撃は物足りなかったが、1点を守り切る
優勝が懸かった試合のせいか、立ち上がりから硬さの見られる浦和。5バック気味の清水に対してボールをワイドにつなぎ、関根や武藤がクロスまでは持ち込むものの、ゴール前で松原や犬飼にはね返されるもどかしい試合展開が続く。
一方の清水は11分に関根のスローインを竹内がカットしたところから水谷がミドルシュート。さらに中盤でボールを奪ったところから前線のピーター・ウタカをターゲットに左のミッチェル・デュークが駆け上がり、2列目の石毛が絡む形で散発的に危険な場面を作った。ただ、槙野にマークされた大前が決定的なシュートに持ち込めず。互いに決定機は作ったものの、スコアレスで前半を折り返す。
清水は後半の立ち上がりウタカの落としから大前がゴール前でフリーになりボレーを放ったが、大きく枠を外してしまう。すると浦和は…