苦しい展開の中で結果をもぎ取った広島が2位浮上
広島が意図したような試合展開ではなかったのだろう。MF青山は「2-1で終わらせないといけない試合」と顔を曇らせる。35分に佐藤、49分にドウグラスが決め、試合をひっくり返したところまではいい。しかし流れをコントロールし切れず、危うく悔しい結果に止まるところだった。
森保監督も「非常に苦しい、難しい試合内容。押されている局面も多かった」と90分間を振り返る。しかし勝ち点3を取り切り、2位に浮上したのはあくまでも広島だ。指揮官は「メンタル的なタフさが今日の結果に結び付いた」と勝因を言葉にする。
今季の広島は石原直樹、高萩洋次郎がクラブを離れ、前線のトリオは新しい組み合わせとなった。しかし佐藤はもちろん、…