序盤、試合のペースを握ったのは徳島。左サイドの攻防で先手を取り、佐々木陽と藤原が積極的に攻め込む。サイドからのクロス対応は徹底されている讃岐だが、「そこが前半はあまり良くなかった」と敵将をも悩ませる攻撃の起点を作った。
しかし、讃岐はハーフタイムにきっちり守備の修正を行い、後半はチャンスを作らせなかった。そして、流れを呼び込んだ讃岐は51分に決定機を迎える。右サイドでアンドレアがキープし、永田がペナルティーエリア付近で受けると狙いすましてシュートを放ち先制。先制した讃岐は67分に武田を投入し、[5-4-1]にシステムを変更。必勝パターンに入ったかに思われたが、ここから試合が大きく動く。徳島は85分にセットプレーから福元が決め、88分には広瀬陸が…