勝ち点3差の13位・甲府を迎え撃つ17位・清水は、リーグ戦過去10度の対戦で8勝2分と無敗。負けない“何か”があったはずだが、オーガナイズされた佐久間・甲府がこの流れに終止符を打った。ピーター・ウタカ、大前の能力を生かして清水が序盤から攻め込むが、一旦守備に回ると、直近で結果が出ている甲府の自信の前に過去は過去でしかなかった。下田のクロスをバレーがヘディングシュート。これを福村がゴールラインぎりぎりでクリアしようとしたがオウンゴールとなり、甲府が先制。今季、先制した試合は全勝している甲府。20分にバレーが負傷交代してボールが収まらない苦しい展開になったが、清水の圧力をのらりくらりとかわし続けた。後半も甲府の…