0-1で迎えたハーフタイム、ラモス監督は雷を落としたという。「ハッキリ言った。3、4人でしかサッカーやってないぞと」。
前節・磐田戦(3〇2)で逆転勝利。8,517人を集めたスタジアムの空気感がこの日の岐阜に対する期待の高さをうかがわせたが、前半の岐阜は「酷過ぎた」(ラモス監督)。選手たちの体はどこか重く、全体が間延びし、チームの約束事であるボールホルダーへの寄せもあいまいだった。その結果として21分に、相手のファーストシュートで失点。中央でドリブルを開始した江坂に対し、誰もアタックに行けず、余裕を持って右足を振り抜かれてしまった。
前半の失敗を取り返そうと、…