あまりに低調な前半。後半の猛攻も実らず、またもホームで引き分け
6戦負けなしという安定感を見せながら迎えた、最下位・大分とのホームゲーム。一般的には順当に勝つべき試合ではあったが、内実としては危機感が募る試合であり、結果としても引き分けに終わった。
無敗だった過去6戦を振り返ると、苦戦が続いていた。先制しながらも追加点が奪えず、迫り来る相手に疲弊されられて何とか逃げ切る、あるいは追い付かれる。勝ち点こそ積み重ねているが、「自分たちで苦しくしていた試合がいくつもあった」(内村)。チームとしては右肩上がりで坂を上ってきたリーグ前半戦だったが、気が付くと道は平らになりつつあった。そうした中での最下位との試合だけに、絶対に勝たなければいけないという重圧は、ここ最近で一番大きかったと言える。そして結局、勝ち切れず。「今日の試合の、特に前半のような内容は、もうしてはいけない」とバルバリッチ監督も手厳しく振り返った。
道が平らになってきた要因は…