前回対戦(第14節・1△1)の際、金沢は試合開始から千葉のパワーに押され、決定的なピンチを招いた。そのため金沢にとっては試合の入りが大切だった。
この日の金沢は前回の反省を生かし、セーフティーにロングボールを多用しながら、落ち着いて試合に入った。そして狙いどおりの“良い守備から良い攻撃”も体現した。32分には玉城のパスを受けた清原がクロスを上げ、秋葉が頭で合わせる決定機もあったが、モノにできず。千葉は41分にこぼれ球を拾ったパウリーニョがミドルシュートを放つが惜しくもバーの上。千葉は前半、金沢の倍となる6本のシュートを放った。
後半になると千葉が幅を取り、高いポジション取りで…