前節・千葉戦(1●3)で負傷したレオミネイロの容態は重かった。全治6週間という診断。もともとけがを抱えていた難波も含め、この試合の岐阜は、2トップの変更を余儀なくされていた。
果たして、この試合で浮き彫りになったのは、攻撃の迫力不足。主導権を握る時間こそ長かった岐阜だが、前線で相手の背後への動き出しが乏しく、ゴールに向かうことができない。ボールを引き出す動き、ゴールに向かうパワー、とにかく「積極性が足りなかった」(小野)。それでも“前で奪う守備”で、東京Vにほとんど決定機を与えなかった守備陣からすると、もどかしい展開で、39分には、中盤でのミスからカウンターを受けて失点。リードを許した後半こそ…