清水、今季ワーストの5失点。差す気配のない光明
明暗がハッキリと分かれた試合になった。
神戸は中断期間に獲得したレアンドロを先発で起用。前半から早速、チャンスを作る。7分、相馬のクロスにワントラップから左足でシュート。これを清水GK櫛引が前にこぼしたところに、森岡が詰めて神戸が先制。19分に高橋峻のボレーで神戸が2点目を挙げると、3点目はその高橋峻のクロスにレアンドロが右足で合わせた。3点のビハインドを負った清水は、後半開始から村田を投入し、4バックに変更。村田の個の能力に懸けたことで、一定の効果は見られた。53分に右サイドを抜け出した村田がゴール前にマイナスのボールを転がし、走り込んだミッチェル・デュークまであと一歩のところまで迫った。しかし、清水のシュートが試合を通じて3本に終わってしまったように、最後の仕事は神戸守備陣が体を張って抑えた。
逆に前がかりとなった清水の裏を突き、…