攻撃面の課題をクリアしたC大阪。負けられない一戦を制して4位浮上
長谷川のサラゴサ移籍に伴い、第21節の大分戦からシステムを[4-4-2]に変更したC大阪。その大分戦と前節の横浜FC戦はともにスコアレスドローに終わったが、横浜FC戦に関しては、「全体的には手ごたえを感じた。あとはゴールだけ」(パウロ・アウトゥオリ監督)と内容面で進歩。課題の攻撃についても、この試合を2日後に控えた10日の紅白戦では、丸橋からのクサビを田代が落とし、絶妙の距離感で受けた玉田が決めた場面もあった。新たな組織が確実に上向いてきた中で迎えた今節。C大阪はそれを結果に結び付けた。それも、田代と玉田の新生2トップがそろい踏みという理想的な形だった。17分の1点目は、相手DFのクリアミスを拾ったパブロが4人を引き付けてヒールで田代へパスを送り、フリーになった田代が落ち着いて右スミへ決めた。2点目も…