播戸、ハットトリック。多彩な得点パターンを披露
立ち上がりの展開は五分だったと言っていい。互いにリスクを避けた大きな展開を続けたが、試合が落ち着いてくるとともに大宮がボールを動かしながら敵陣内でプレーする時間を増やしていく。
28分の大宮の先制点はポゼッションを高めていく中で生まれた。左サイドの低い位置でのパス回しで福岡を同サイドに引き寄せると、スピードアップして右サイドの渡部に展開。渡部がファーに向かって放ったクロスに播戸が合わせ、ネットを揺らした。
33分、大宮は左サイドを崩して再び播戸がシュートチャンスを得ると、37分にはロングボールで左サイドを抜け出した泉澤のクロスを播戸が沈めて2点目。さらに2分後の39分、今度は…