スカウティングから奪ったセットプレーの1点
群馬がセットプレーで奪った虎の子の1点を守り抜いた。第17節の前回対戦で栃木に1-5と大敗した群馬は、戦術を練り直すとともに、並々ならぬ闘志を注入して北関東ダービーへ臨んだ。
全体のリズムは決して良くなかった。ゲーム序盤には、中盤で栃木の守備網にハマり、何度もショートカウンターを浴びるなど、危機が訪れた。だが、相手のシュートミスにも助けられてピンチをしのぐと、前半のうちに得点が生まれた。
41分、松下が左CKからニアへ送り込んだボールを、野崎が巧みなヘッドで合わせて…