松本“らしさ”を再認識。価値ある一戦に
負のスパイラルに陥り、危機的状況だった松本。結果が出ないチームは多くのモノを変えがちだ。メンバー然り、フォーメーション然り。時としてスタイルを変えるチームもある。当然ながらそのような付け焼刃がうまくいくはずもなく、混迷の度を深める場合が多い。しかし松本はあえて“原点回帰”を図った。体を張った守備、攻守の切り替えの速さ、ハードワーク、セットプレーでワンチャンスを生かしての加点――。今節の松本は強豪相手に“らしさ”を存分に見せ付け、欲しかった勝ち点3を得た。
17分に工藤のゴールで先制し、…