G大阪に試練。またも2点差を守り切れず
「また負けの味がする試合をしてしまった」。3試合連続得点中のパトリックの感想が、この日の試合展開を物語っている。勝ち点1を得たのではなく、勝ち点2を失った痛恨の一戦。前節・名古屋戦(2●3)の敗戦から立ち直りかけていたG大阪は、2点の先行を守れず、土壇場でまたも躓きを見せた。
2-0は危険なスコア――。前節、今季ワーストの3失点を喫し、痛恨の逆転負けを喫したG大阪は5分に宇佐美のクロスをパトリックが頭で合わせて先制点。理想的な試合の入りに成功した。「前半は良い感じでやれていた」(遠藤)。夏場の連戦とあって、両チームがややペースダウンした展開で前半は進んだが、G大阪は攻め急ぐことなくボールを支配しながら試合の主導権を握っていった。68分には倉田のミドルシュートが…