背番号6のゴールが両チームの明暗を分ける
試合後の両監督の言葉から、この試合の展開がうかがえる。勝者の反町監督が「甲府さんにはこういうロースコアでの試合でしか勝てないだろうと想定して準備をしてきた」と述べる一方、敗れた佐久間監督は「残念なのは準備していたセットプレーでやられたこと」と肩を落とす。“佐久間政権”誕生後、リーグ戦5勝3分1敗の甲府。その要因はやはり守備に昨季までの安定感を取り戻していることで、故に試合展開は事前に予測できた。ワンチャンスを生かしたほうが勝つ――。果たして、松本“背番号6”のゴラッソが両者の明暗を分けた。
序盤は地の利を生かして…