■徳島ヴォルティス
負ければJ2降格がいよいよ現実的に
前節、川崎Fに0-4と大敗した徳島。前回対戦(第6節・0●4)での悔しさを胸に臨んだ雪辱戦だったが、残念な結果に終わった。しかし、「失点はしたが、前回対戦より戦えたところもあった。前向きに捉えたい」(藤原)と選手たちは気持ちを切り替えている。
徳島にとって今節の大宮戦は重要な意味を持つ。高崎は「敗戦したらJ2降格が現実的に目に見えてきてしまう。今節の勝敗でこの先が決まってしまうくらいの気持ちで戦わなければいけない」と危機感を露わにする。…
■大宮アルディージャ
前回対戦の借りを返し、残留争いから抜ける
前節・鹿島戦(2○1)の勝利はチームに大きな自信を植え付けた。「(試合開始時点で)3位のチームに勝ったということは、どのチームでも倒せるという気持ちの裏付けになる」(北野)。ただ、時間帯によっては高い機能性を誇った守備に対して、攻撃は個人能力に頼る形になっていた。その解消のため、大宮はより具体的な攻撃の構築作業に入り、チームとしての完成度を高めている最中である。…