■ジェフユナイテッド千葉
正念場の入り口に立つ千葉。負けられない一戦
開幕から2勝1分と「悪くない」(谷澤)スタートを切った千葉は今節、同じ勝ち点7で首位の岡山をホームに迎える。千葉にとって、単なる首位決戦ではない。もともと「4月に入るあたりからの相手が厳しい」(大岩)というのは多くの選手が口にしていた。岡山の後はC大阪、京都、大宮とJ1経験のあるチームとの対戦が続く。だからこそ、その入り口となる岡山戦に、「ここからの連戦で自分たちがこの先『できるのか、できないのか』を確かめる試合になる」(谷澤)と、選手たちは緊張感高く臨む。
前節・栃木戦は先制しながら追い付かれ、終盤はほぼ一方的に攻めたてたがゴールをこじ開けられずドローに終わった。「相手に引かれたときにどう崩すかが課題」と誰もが等しく口にしたが、…
■ファジアーノ岡山
鬼門フクアリも新生・岡山には過去のこと
ホームでの千葉戦は3勝2敗と白星が先行しているが、フクアリではまだ勝利がなく2分3敗。岡山にとって難所となってきたスタジアムだが、それも新体制においては過去でしかない。クラブ初の開幕連勝を飾り、前節はC大阪を満員のスタジアムに迎えて勝ち点1をもぎ取った。新たな道を切り開いているチームはフクアリでも勇敢な戦いを見せてくれるだろう。負傷離脱者が多く、26日の練習にはフィールドプレーヤーが14人。チーム状態は良好と言えないが、「一人ひとりが自分のやるべきことをやっているから結果が出ていると思う」(植田)。チームは一つにまとまって戦うことができている。
「千葉は全員で…