■浦和レッズ
前線のコンビネーションに向上の兆し
攻撃が機能して組織的な守備を崩せるか。浦和にとって横浜FMは決して得意な相手ではない。「監督が代わってやり方もメンバーも少し代わっているし、やってみないと分からない」(槙野)が、過去の横浜FM戦はやはり相手の組織的な守備を崩すことに苦労していた。それをいかに崩すかが大きなポイントになるだろう。
攻撃陣では前節の川崎F戦(1△1)で石原が負傷交代した。手術するかどうかを含めた詳細は腫れが引いてからの判断となるが、右ひざじん帯損傷で長期離脱が濃厚。興梠も状態は先週の「30%」から「50%」に上がっているようだが、復帰までにはまだしばらく時間がかかりそうな様子だ。
その一方、…
■横浜Fマリノス
[4-1-4-1]に5バック。さまざまな策を用意
横浜FMの先発構成は昨季までの主力選手が中心だ。ただし指揮を執る監督が代わったことで試合ごとに対策を練り直している。「相手のスタイルや力関係によって戦い方が変わる」とエリク・モンバエルツ監督。攻撃と守備でシステム変更する浦和に対して、どのように戦うかが今節のポイントになる。
15日のトレーニングでは相手の最終ラインにプレッシャーを掛ける守りを実践した。しかし、浦和の洗練されたポゼッションに対して深追いは禁物だろう。1トップに入るであろう伊藤がどの位置からプレスをスタートさせるか。ファーストDFのポジショニングが全体の方向性を決めるのは間違いない。
練習ではファビオを…