■モンテディオ山形
前節の勝ち点1を無駄にしないためにも
まだシーズンが4分の3以上残っている状態で「九死に一生」という言葉は不適切かもしれない。しかし、前節の対戦相手、同勝ち点で迎えた直接対決で清水に勝ち点3を与えていたら、降格圏を脱する道のりはさらに遠くなり、何より精神的なダメージが大きかったはずだ。実際は、前半で0-3と大量リードを許して折り返した試合を土壇場で追い付くことに成功。逆転まではできなかったが、最後まであきらめない姿勢で勝ち点をつかんだことに加え、3試合続いた無得点の状態を打破できたことも大きい。中2日と疲労の回復にも相手への準備にも十分な時間のない今節にも、少なからずプラスの影響があるだろう。
ただ、山…
■横浜Fマリノス
横浜FMは11人ではなく、18人で戦う
水曜日(4月28日)にナイターゲームを戦ったあとの、中2日で迎えるアウェイのデーゲームだ。時間的な余裕が少なく、移動も含めてタイトな日程をいかにして乗り切るか。エリク・モンバエルツ監督は「広島戦のメンバーをベースに一人、二人交代する可能性がある」と話し、先発の入れ替えを視野に入れている。
連戦によるパフォーマンスの低下は広島戦でのミス過多を見ても明らかだ。今季は新監督の就任によって日々の練習の強度が上がり、結果として…