■FC東京
奮起せよ、FW陣。林にゴールは生まれるか
リーグ戦は現在2連敗中のFC東京。20日に行われたナビスコカップ第5節・甲府戦(2○1)では勝利を収め、さらなる公式戦連敗は免れたが、タイトル争いを考えるとリーグ戦での負けはこれ以上許されない。現在首位の浦和と勝ち点差は『4』。さらにFC東京よりも上位にいる浦和やG大阪はACLに参戦している影響で消化試合が1試合少ない。「もう自分たちは1試合も落とせないと思っている」。欧州移籍が目前の武藤も、この1stステージに懸ける思いは強く、あらためてタイトルへの意欲が高まっている。
甲府戦では勝利したものの、またしても得点を決めたのが…
■名古屋グランパス
守備は万全。求められるのは攻撃のクオリティー
守備から入り、リズムを作る。前線からのアグレッシブな守備を含め、全員守備からのカウンターで結果を残してきたのが、いまの名古屋である。
しかし、現在はリーグ戦3試合連続無得点で3連敗中。もちろん「失点して負けているので良いとは言えない」(矢野)が、全員守備でほとんど決定機を与えていないのも事実。しかし、「攻撃に移ったときにパワーがなかったり、攻撃のクオリティーが下がってしまうのであれば良くないこと。攻撃の質を高めていくことが、いまのチームに求められている」と、矢野はチームの現状を代弁する。
[3-4-2-1]で臨むリーグ8試合目。堅守からのカウンターは…