■湘南ベルマーレ
2ndステージを見据えて。自分たちの形が勝利への近道
1stステージの残り2試合が持つ意味は大きい。なぜならどれだけの勝ち点を積み、どの順位で終えるかによって2ndステージでの立ち位置が変動してくるからだ。湘南の現在地は10位。残り2試合で手に入る最大『6』の勝ち点をすべて手中に収め、一つでも上の順位で次のステージへと向かいたい。
上位に食い込んでいくためにも勝利が欲しかった前節の川崎F戦(1●2)は、悔しさの残る敗北を喫した。だが、「いつまでも引きずっていてはいけない」(菊池)。組織的な守備で相手のパスワークを封じ、自分たちのチャンスと思えば前に人数をかける。そんな湘南の目指してきた形が見えた前節だっただけに、それをやり続けていくことが今節も必要となる。
新潟は決して得意な相手ではない。公式戦では…
■アルビレックス新潟
2度目のフレーズを道標に。J1残留への新たなスタート
「来年もJ1で戦うためにプレーする」。小休止前の前節・名古屋戦(1△1)後、柳下監督はこう語った。指揮官がこの言葉を発したのは2度目。前回は12年6月だ。チームの低迷を受けて黒崎前監督からバトンを受けた柳下監督はこのフレーズを道標に戦い、最終節で奇跡のJ1残留を果たした。あれから3年、1st第15節終了時点で最下位に沈む新潟は、J1残留のために新たなスタートを切る。
中断期間にチームの再整備を実行した新潟は、[3-4-2-1]をベースに湘南戦に臨む。湘南とは…