■サガン鳥栖
守備の立て直しは、本来の長所を磨くことから
リーグ戦ここ3試合で14失点。前々節・浦和戦(1●6)は数的不利という事情はあったが、各試合、後半だけで13失点を喫している。守備の立て直しは急務だ。7日の前節・仙台戦(0●5)終了後からの2週間の中で、「心を整えて自分たちの持ち味を忘れずにやるのが一番」と森下監督は、変化よりも“これまで積み上げてきたモノを磨く”という意識で取り組んできた。後半に失点が集中するが、裏を返せば前半はしっかりと戦えているということ。「やれている部分もたくさんある」(森下監督)。今節・FC東京戦も、アグレッシブにプレスをしかけていくだろう。
13日に行われた福岡大との練習試合では、…
■FC東京
変わらない。堅く守り、そして武藤が狙う
1stステージ優勝の可能性はついえたが、現在順位は暫定3位。11月、12月のチャンピオンシップ出場に向けて、年間順位を意識した戦いは続く。
成績以外にもモチベーションは存在する。エース・武藤が青赤のユニフォームを脱ぐまで、あと少し。チームも当然、勝ってドイツに送り出したい。ファンやサポーターにとっては切ないカウントダウンが始まっているが、武藤本人もそんな思いを理解した発言をしている。「あと2試合、必ず勝ちたい。いつもはチームが勝てばいいと思っているけど、ここからは…