屈辱の記憶を胸に“リベンジ”へ
借りを返すときは来た。
12年のAFC・U-19選手権に始まり、14年のAFC・U-22選手権、同年のアジア大会とリオ五輪世代はイラクに3連敗を喫している。「まさにリベンジ」(手倉森誠監督)の戦いとなる。
そのすべての試合に出場しているDF山中亮輔は準々決勝を前に、「(目前のイランよりも)僕はイラクに対する気持ちのほうが強い。絶対に倒さなければいけない相手」と、彼にしては珍しく強い感情を言葉として紡いでいた。DF植田直通も「準決勝にはイラクが来てくれれば」と対戦を熱望していた。
ここまで…