沖縄社会人混成チームとともに集合写真を撮影。ポポヴィッチ監督は中央寄りに位置を取った
2014.2.1(土)/45分×2本
C大阪 11-0 沖縄社会人混成チーム
レポート:小田尚史
長谷川が右サイドで好連係。技術と戦術理解度の高さを見せる
1月29日から沖縄で1次キャンプを張っているC大阪が1日、今季初の対外試合を行い、九州リーグ所属の海邦銀行SCとFC那覇の混成チーム相手に11-0で圧勝した。
45分×2本で構成されたこの試合、1本目は現時点での主力である11人がピッチに並んだ。
注目はFC東京から移籍の長谷川アーリアジャスール。前所属ではあまり経験がない右サイドハーフでの出場となったが、持ち前のテクニックを生かし、周囲と絡む。
右ボランチの山口が前に上がればさりげなくスペースを埋め、36分には柿谷とのワンツーから抜け出してチーム5点目も決めた。
「まったく違和感なくやっていた」と南野が話せば、長谷川本人も、「すんなりと入れたと思う」と振り返った。
オフに鹿島移籍話が浮上した末にC大阪残留を決めた杉本は、1トップでアピール。
「やっぱり一番前でやりたい。でも、やりたい、というだけではなく、やるためには結果を残さないといけない」との言葉どおり、2点を奪った。
柿谷や南野も順調に得点を重ねた1本目に比べ、2本目は内容的にはいま一つ。ただし、相変わらずの切れ味鋭いドリブルをサイドで楠神が披露すれば、1トップで出場したけが明けの永井もハットトリックと結果を残した。
2本目の注目選手だった新外国籍選手のミッチ・ニコルスは無難なプレーに終始。特筆すべきプレーはなかった・・・