この特集では大会期間を通して、Jリーガーを中心に日本サッカー界から幅広くW杯を語ってもらいます。
今回のテーマは
W杯での日本代表の戦いを見てどう思った?です。
●田坂 和昭監督(大分)
A.個で勝てないときの対応
オリジナリティーをもっと前面に出し、選手の特性も出す
グラウンドコンディションがめちゃくちゃ悪くても、それを感じさせないのが個の技術の高さ。個で勝てないときに組織で勝つために何をしなくてはいけないのかという視点では…
●影山 雅永監督(岡山)
A.1対1の対応の弱さ
つないでいくだけでは、“ぬるいチーム"になってしまう
アルベルト・ザッケローニ監督が進めていた、パスして、動いて、相手を撹乱していく、ということはコロンビア戦の前半の途中からできていたと思う。でも…
●渡邉 晋監督(仙台)
A.4年後へのスタート
今度は仙台から代表選手を
コロンビア戦での日本は、覚悟して攻めに出たところはあったけれど、勝たなければいけない試合で先制点を与えてしまったのが…
●GK 中林 洋次(岡山)
A.同じ世代の選手として
強いチームが苦労しているW杯
日本の敗退はしょうがないなと思う。「最強」と言われてきた中で勝てなかった理由は何なんだろうと思うけれど、今回は同じ世代の選手たちが多く、コロンビア戦には…
●MF 遠藤 康(鹿島)
A.もっと泥臭くやらないと
コロンビアの強さが世界基準
強いプレッシャーの中、本当によくやっていたと思う。初戦であれだけ叩かれたあとだったから。でも、コロンビアが世界基準なんだと思った。あれくらいの…
●DF 鎌田 次郎(仙台)
A.日本人プレーヤーの課題
各国のスペイン対策にハマった
W杯では一つのトレンドがあって、それに対抗するための戦術を練って、今度はそれが次のトレンドになって…というのがある。今大会は“スペイン対策"が目立つ大会かな、と。日本は…