Feature 特集

“最大の戦術は勝つこと”。浸透する手倉森イズム

2014/8/15 12:00

Jリーグ日程の合間を縫って、U-21日本代表キャンプが福岡県内で行われた。3日間という限られた合宿の期間で、手倉森誠監督はチームに何を植え付けたか。13日の練習試合、また戦術練習などを通してチームコンセプトがより浮き彫りになってきた。

数少ない合宿の機会を選手たちは有意義に過ごした様子



今季3度目の合宿、固まってきた守備と意識

 11日〜13日、福岡県内でU-21日本代表候補トレーニングキャンプが行われた。3月の東京合宿、6月の大阪合宿を経て、当面の目標である9月開幕のアジア大会を前にした最後の今合宿では、守備面に重きが置かれた。

 3日間のうち、実質的な戦術練習は2日目のみ。その練習後にはCB陣を手倉森監督が集め、レクチャーする光景も見られた。

 今合宿でトライした部分について、「ウェイトを持たせたのは守備。自分たちの原則的な場所、そこから下げられたところ。その二つのバリエーションは(選手に)刷り込んだ」と手倉森監督は語っている。

 守備時の立ち位置を決めたのは、指揮官が「『守ってからのカウンター』が、このチームはハマりそうだなという印象」を持っているからこそ。

 DF岩波拓也も「合宿では守備の練習も重ねたし、チャレンジ&カバーや、どこでプレスを掛けるのかなど、チームとしてしっかり確認できた」と指揮官からの“刷り込み”を消化できたと話す…

続きは以下のサービス
でご覧になれます。

ELGOLAZOが総力をあげてJリーグ・日本代表情報を深く、鋭く、そしてどこよりも熱くお届けします!

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会