手倉森ジャパン、いきなりの正念場へ

4日間の強化合宿を実施。14日から始まるアジア大会への最終調整

　9月14日に始まるアジア競技大会に向け、リオ五輪代表ことU-21日本代表は、8日から11日にかけて千葉県内で強化合宿を実施した。

　10日には全日本大学選抜との練習試合も実施。A代表のアギーレ監督に結果としてならう形になった［4-3-3］の布陣での腕試しとなったが、このシステムは熟成不足で空転気味。前半途中から［4-4-2］にシステムを変えた途端に攻撃が活性化するなど、課題を残す試合となってしまった。

　結局、スコアは0-0のドロー。MF野津田岳人（広島）は「あまりうまくいかなかったというのが正直なところ。失点しそうなピンチもたくさん作られてしまったし、チームとしてミスが多かった」と肩を落とした。もちろん、「これはあくまで練習試合なので」とMF秋野央樹（柏）が強調したように、調整の照準は、アジア大会のファーストマッチとなる9月14日のクウェート戦だ