選手権組み合わせ決定。
12月30日に開幕
高校総体を制した東福岡
「組み合わせなんて関係ない」
「どこが相手でも自分たちのサッカーをする」
普通にコメントを求めれば定型句のような言葉が出てくるものだが、より本音に迫っていけば、「正直、福岡のところとだけは当たりたくない」(関東某校監督)なんて言葉も漏れてくる。それが高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会だ。
中でも注目を集めたのは「福岡のところ」=東福岡。夏の高校総体を制した強豪校は、プロ入り濃厚なMF中島賢星、増山朝陽の二枚看板を筆頭に、各ポジションにバランス良く、スキなく好選手が居並ぶ。Jクラブのユースチームに人材が流れる中で久しく見られなかったような“ビッグチーム”である。そして、中島主将がこの抽選会で引いたクジは、何と駒沢での開幕戦。地元の三鷹を相手に、まず「お披露目」ということになった。これが1回戦の最注目カードと言っていいだろう。
“右の山”が激戦区に
では、最激戦区はどこだろうか…
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第93回高校サッカー選手権組み合わせ