補強ポイント1 現有戦力の慰留
補強ポイント2 南野と杉本が抜けた攻撃陣の補強
充実した補強とセカンドチームの復活
今オフのC大阪は現有戦力の引き留め作業から始まった。J2降格に伴い、先発クラスだけではなく、セカンドGKの武田博行にJ2クラブから正GKとしての獲得オファーが届くなど、あらゆる選手に国内からのオファーが殺到した。その中で、丸橋祐介や山下達也は、一時は移籍に気持ちが傾くも、最終的には残留を決め、山口蛍、扇原貴宏、長谷川アーリアジャスールも国内移籍は踏み止まった。南野拓実と杉本健勇はチームを離れたが、前者は昨夏にドルトムントへ、後者も昨オフに鹿島へと、それぞれ移籍寸前であったことを踏まえれば、流失は“既定路線”の範囲内にとどまったとも言える。引き留め作業と並行して組閣も行った…