昨季、G大阪に3冠をもたらした遠藤。守備でも存在感を放ち、34歳にして初めてJリーグ最優秀選手賞を受賞した
とにかく番記者泣かせの男である。「サッカーは団体の競技。個人の記録にはまったく興味がない」と公言してはばからない背番号7は、クラブや代表の双方で刻んできたさまざまな節目の数字を問われるたびに「気にしていない」と番記者たちを煙に巻き続けてきた。
イラク戦で国際Aマッチ出場が150試合を数えた遠藤だが、昨年34歳に達してもなお成長を続ける鉄人の言葉に感銘を受けたことがあった。
「僕の中でターニングポイントなんて試合はない…